相続税とは
相続税について説明していきます。
相続税とは、相続または遺贈により財産を取得する際に、一定以上の財産がある場合に相続する遺族に課せられる税金です。
相続税には、基礎控除があります。遺産の評価額から故人の債務(借金など)や葬儀費用を控除した課税価格の合計が、基礎控除の金額以下であれば相続税はかかりません。
相続税とは
相続税は、相続や遺贈等によって取得した財産が一定金額を越えた場合にかかる税金で、統計的には相続が発生した方100人のうち7~8人程度の割合で発生しています。
そこで、「自分は大丈夫だろうか?」と心配な方のために、相続税の大まかな仕組みを説明させていただきます。
相続税は何に対してかかるのか?
相続税がかかる場合、かからない場合
相続税がかかる
課税価格の合計>基礎控除額
相続税がかからない
課税価格の合計額≦基礎控除額
例)相続税の課税価格の合計額 5,000万円の場合
法定相続人 奥様・長男・長女・次男の場合
課税価格の合計額 5,000万円<基礎控除額5,400万円
→よって相続税はかかりません。
相続税の計算方法
申告が必要な場合
相続税の課税価格の合計が基礎控除額を超える場合
(3,000万円+600万円×法定相続人の数)
には相続税の申告が必要です。
申告期限と提出先
相続開始から10ケ月以内に被相続人の死亡時の住所地を管轄する税務署に申告書を提出
この記事を担当した税理士

仙台行政書士法人 日本みらい税理士法人
田中 秀雄
- 保有資格
税理士
- 専門分野
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法人税・消費税・所得税の税務調査立会・税務相談
- 経歴
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高校卒業後に国税職員として、仙台国税局・各税務署勤務後
日本みらい税理士法人に入社し税理士登録
国税職員として、法人税調査事務、審理事務を担当
現在は税務調査立会、税務相談、元帳・申告書確認事務を担当